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  • hisashinakayama

看護師不足

聖職者のイメージとギャップな職場環境、給与が高くて引手数多の看護師が不足。業務独占国家資格で食べるのに困らないはずの看護が不足しています。


平均給与:

2014年の平均年収は473万円、サラリーマンの平均年収(415万円)を上回り、看護学部は医学、薬学と比べて幅が広い看護師。







就職、給与も悪くなく、通勤が便利等のメリットがある中で責任の重さ・医療事故への不安、休暇がとりずらい等の不安も比例し離職。また、再就職については結婚、出産により家事・育児を優先し仕事を続けられないケースや新の看護知識・技術に対応ができるかとの不安が先行し就業をしていないケースがあるようです。




離職率


2016 年度の正規雇用看護職員離職率

注1は 10.9%、前年度から変動なし。2010 年度以降、11%前後でほぼ横ばい2016 年度の新卒看護職員離職率

注2 7.6%、前年度比 0.2 ポイント減2011 年度以降、7% 台後半を推移している様子です。

産業別の離職率を比較すると悪く無く、同医療業界の離職率14.8%と比べると平均以下のようです。





新卒を増・再就職雇用を増やす試み。

平成以降、政府は看護師養成数を年間約4万人⇒6万人増加。1989年には看護系学部があった11大学(関東に5大学)⇒2016年では254大学(関東に73大学)に増加。また、再就職支援も活発でセミナーや研修を各地域で行っているようです。


7対1看護配置を維持すれば、好条件の給料・待遇をすれば解消されるのでしょうか。入院する患者に対し病床機能分化(急性期・慢性期・回復期/亜急性期と分ける)し在宅医療を進め、看護師の負担軽減につなげ「地域包括ケアシステム」を推奨している様です。また、看護師の給与はは2022年2月から月額3%、約1万2000円程度引きあがるようです。


参考資料:

看護職員就業状況等実態調査結果https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000017cjh-att/2r98520000017cnt.pdf

「2017年 病院看護実態調査」 結果報告http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20180502103904_f.pdf

平成 28 年雇用動向調査結果の概況https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/gaikyou.pdf

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